直江の自宅
倒れた倫子を直江は自分の自宅ベットまで運び寝ていろと伝える。
寝ていた倫子だが、インターホンが鳴り、のぞき穴から外を見るとミキコがいて倫子は驚く。
再び運び込まれた宇佐美真由子
抜け出した宇佐美真由子が、倒れたので病院に向かっていると連絡が入る。
一緒にマスコミの車も追ってくる。
直江は振り切り宇佐美真由子を手術室まで運ぶも、その途中を戸田により写真を撮られてしまう。
宇佐美真由子のマネージャーも記者からの追及に「会見を開く」と記者に伝えてしまう。
鍵を返す
手術を終えた直江の元に倫子が駆けつけて鍵を返す。
その様子を美紀子に見られてしまい、関係を嗅ぎつけられる。
嘘の会見
「会見を開く」とマスコミに伝えてしまったことを院長に謝罪するマネージャー。
院長は叱責するも、直江は「憩室炎」として会見することを提案する。
小橋は医者が嘘をつくことは問題であると直江を責めるが、直江は主治医の自分が言っているから間違いないと断言する。
不快感を感じる院長
会見は無事終了したが、直江は以前から宇佐美真由子が入院していたことを公表する。
事前の相談なしに事実を公表されたことに不快感を感じた院長は直江に宇佐美真由子については今後関与しないように指示する。
撮影された写真
会見により少なくなった記者が急に殺到するようになる。
そこには戸田が撮影した宇佐美真由子の出血している写真であり、「憩室炎」ではないことがバレてしまう。
小橋にお金を返す戸田
戸田は小橋に借りていたお金を返しに行った。
入院中なのにお金を返された小橋は驚いて理由を尋ねる。
運び込まれてくる宇佐美真由子を撮影してもらったお金であることを伝えた戸田に、小橋は激高する。
激高された戸田は事の重大さを理解し、パニックになり逃げだす。
屋上
戸田は罪悪感から病院の屋上から飛び降りようとする。
小橋や倫子は止めようとするも、近づくなら飛び降りると脅す。
しかし直江は、堂々と戸田の元へ迫っていき、屋上から落ちた戸田を間一髪手で支えて引き上げる。
引き上げた戸田に「人間そんな簡単に死ねねえんだよ」と戸田を数発殴り、その後小橋に止められる。
謹慎
犯人が戸田であることや一連の流れを院長に伝える。
院長は「しかし、医者が患者を殴ったのはまずい」と直江に謹慎1週間を言い渡す。
酒に逃げる直江
自宅で淡々と酒を飲み続けている直江。
倫子が訪ねて宇佐美真由子がすべてマスコミに話したこと、戸田が退院し直江に感謝していることを伝えた。
しかし直江は「そんなつまんないことでわざわざ来たのか」と冷たく返す。
倫子は反論し、最初は驚いたけど今は直江のことを尊敬していると伝えるも、「帰れ」と冷たく突き放される。
ラストシーン
帰れと言われ一度出ていった倫子が戻ってくる。
「なんで戻ってきた」
「先生が、消えちゃいそうな気がして」
「先生…?」
そこにいたのは涙を流し孤独な表情の直江だった。
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