【白い影】2話 医者がつく嘘

以下、ドラマ白い影2話のネタバレを含みます。

まだ本作をご覧になっていない方は、ご了承の上お読み下さい。

謝罪

昨夜の直江のキスに今もショックを受けている倫子。

原付で病院に向かっていたところ、河原に落ちて故障してしまう。

急いでバスで向かうことにした倫子だが、乗り遅れてしまう。

そこに、直江がタクシーで現れ、「乗れよ」と言う。

最初は断った倫子だが、話があると直江に言われて渋々乗車する。

「夕べは悪かった。…忘れてくれ」と伝えられ、石倉さんのオペをやるからついてくれるように言われる。

「どうして私に?昨日嫌なら辞めろって」と戸惑う倫子に、

「でも君はここにいるじゃないか」と告げ、直江は病院に入っていく。

対立

石倉さんに嘘のオペをすることを聞いた小橋は、納得できないことを直江に訴える。

直江は院長から許可をもらっていること、いくら聞かれても嘘をつきとおすことを断言する。

小橋は騙し続けることで、石倉が直江を恨むのではないかと反論する。

直江は、嘘かもしれないが、生きる希望を与えることで、病状がよくなることも考えられる、すべての嘘が不幸とは限らないと反論する。

納得できない小橋は、院長に手術を撤回してもらうようにすると告げる。

盗難騒ぎ

次郎と同室の財布が無くなったと盗難騒ぎが起こる。

怒る次郎だが、皆は疑っている。

唯一、小橋だけが信じると言い、優しい声をかけ、励ます。

病室に戻ろうとするも、盗難を疑われたことで次郎は同室に抵抗を示したが、他は特別室しか空いてない。

悩む小橋と倫子だが、戻ってきたら婦長に相談すると小橋が告げる。

その後、倫子は婦長に呼び出される。

次郎の盗難騒ぎと、特別室の要求について文句を言われ、怒られたことで、思わず泣きそうになる倫子。

そこに直江が現れ、「患者の家族にもらったものだ。いらなければ捨てて構わない。」と告げ立ち去る。

意味深な会話

二関と二人で飲む直江。

「先生のために今回少し無理しちゃいました」

「どういうこと?」

「薬の量のことで、ちょっと、社内的に色々と」

「脅し?」

「いいえ、先生のお役に立てることが私の愛情、薬の使い方に一切口出ししないのも愛情」

院長宅

嘘の手術について納得できない小橋は、院長の自宅に訪問する。

しかし院長は、すでに許可してしまったし、若いのに妙に自信がある所など直江について話し、外科医として必要な素質なのかも知れないと話し、撤回するつもりは無いことを告げる。

それより院長は、小橋の人柄を大いに買っていて、美樹子と上手くいって欲しい旨を話す。

美樹子が車を運転し、小橋を送る。

「小橋先生、どこかで飲み直したい気分じゃないんですか?私なら大丈夫ですよ。」

と美樹子は話すも、小橋は結構ですと気がないように答える。

浮かない美樹子は、直江の家に電話し、「今から行ってもいいですか?」と聞く。

直江は、「今日はダメだ」と答える。

「女の人いるんだ」と察した美樹子はまたと電話を切る。

手術当日

「今からでも遅くない。石倉さんに癌の告知をして、一緒に戦うことのほうが、嘘のオペを行うことよりもよっぽど誠実なやり方だと思う。」

「彼に告知は受け止めきれない。」と言い切る直江。

誠意ある対応をするべきと訴える小橋。

「先生は、患者の家族ですか。医者ですか」

「もちろん医者です」

「それじゃ、家族みたいなことを言うのはやめてください」

「僕は医者だが、その前にひとりの人間です。人として、患者をだますようなやり方を認める気にはなれない」

「僕は、ヒューマニズムにおぼれるつもりはありません。

何よりも前に、医者ですから。」

あくまで医者として嘘をつき続けると直江は断言する。

嘘をつき続ける自信

嘘をつき続ける自信がない倫子は直江に怖いと不安を打ち明ける。

「いずれ石倉さんは、嘘に気づく。でも、君は、嘘をつき通すんだ。

嘘とわかっていても、何も言わないし、誰も恨まない」

「どうしてですか」

「聞くのが怖いからだ。誰かに何かを言われなくても、自分自身のこととして、死を静かに感じて…、

自分から嘘の中に入ってくる」

手術直後

嘘の手術は無事終了する。

そこには、希望を持っている石倉がいた。

春には退院できるか?という石倉の質問に、直江も、「このまま順調に行けば」と答える。

石倉のたんぽぽが咲く春が好きな話を聞いて、倫子は涙ぐんでしまう。

察した直江は、倫子に仕事を頼み退出させる。

涙ぐんでしまったとはいえ、倫子は石倉が笑顔になれたことを素直に喜び、直江の言う「すべての嘘が不幸とは限らない」ことの意味を少しわかった気がすると言う。

確かに希望という点では、、と小橋は認めながらも、大変なのはこれからだと倫子に伝える。

納得した死

勤務後、病院の外で倫子は直江とばったり会う。

「先生は石倉さんのこと何でもわかるんですね。」

「どうしたら石倉さんの気持ちまでわかるんですか?」

「わかっているのは今の医療では彼を救えない

だから、後はいかに納得した死を迎えさせてあげられるかだ。

そのために僕は医者としてやるべきことをやる、君も看護婦としてやるべきことをやればいい。

そのためにこの病院に来たんだろ。」

と告げ、直江はタクシーに乗り込む。

直江のマンションにいる三樹子

「大変だね。先生の奥さんになる人は。

ねえ、今まで付き合った女の人ってさ、そうやってなんにも言わなくても、

あなたの考えてることとか、わかってくれたわけ?

長野の病院にいたときってさ、恋人いなかったの?いないわけないよね。じゃあ、その人は…。

…なに?」

「昔のことは忘れた。これからのことも」

「…ほんとうに、私のこと見てるの? 私のこと見てるふりして、いつも…別のところを見てるのね」

たんぽぽ

河原で寝ていた直江だが、何かを探している倫子を見つける。

やっと見つけたような倫子の手には石倉の大好きなたんぽぽがあった。

2話終わり。

3話 特別個室の秘密

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