【白い影】3話 特別個室の秘密

以下、ドラマ白い影3話のネタバレを含みます。

まだ本作をご覧になっていない方は、ご了承の上お読み下さい。

たんぽぽ

倫子は、土手で見つけた、たんぽぽを石倉にプレゼントする。

病室の窓際に置き、喜んだ石倉は笑顔になり、元気になったら倫子が見つけてくれたたんぽぽの土手に一番初めに行きたいと話す。

倫子は、元気になったらご案内しますと笑顔で答える。

病室を出た倫子は直江に尋ねる。

「いいんですよね?これで…

私、これからもこうやって。。」

「さっきの石倉さんの笑顔のために君はあの花を探した。それでいい。」

「はい。。」

「良い場所に置いてあげたな、たんぽぽ。青空が似合ってた。」

急患

小橋が当直の際に、男性の声で電話がかかってくる。

それは、直江を指名した急患のようで、今向かっているからとすぐに電話を切られる。

その男性はすぐに到着し、出血しているサングラスの女性患者を連れてきた。

しかし、小橋の名札を見て直江でないことを知ると慌てて、「直江先生じゃないと困る」と小橋にくってかかる。

小橋は、そんなこと言っている場合じゃないと怒る。

すると突然直江が現れ、処置室に運ぶように伝える。

倫子と高木が処置をするためにサングラスをとると、その女性は女優の宇佐美繭子だった。

処置を終えた直江は、倫子と高木に内密にと伝える。

小橋の元へ戻った直江は、特別室の戸田次郎を元の305号室に今すぐ移動させることをお願いする。

今、夜中ですよ?朝に、という小橋に、直江は、患者は女優の宇佐美繭子であり、交際中の男に刺されたことを伝える。

スキャンダルになることを恐れて直江を指名したのか、、と納得した小橋は、承諾する。

院長相談

翌朝、目覚めた宇佐美繭子は、倫子に尋ねる。

「私、いつここ出られるの?」

「5日間は安静と言われてますからそれからですね。」

「ちょっと、そんなにのんびりしてられないのよ、昨夜の先生呼んで!」

突然興奮し、怒る宇佐美だが、倫子に痛みが増すことを伝えられ、痛がるように苦しむ。

直江は、院長室に行き、院長に宇佐美繭子の件を伝える。

事態を把握した院長は、必要最低限の人数で治療をすることで、外部に漏れないように厳しく指導する。

そして、宇佐美真由子を特別個室に入れるために、入院費の支払いができていない戸田次郎を退院させようとする。

それを知った小橋は、自分が戸田の入院費を肩代わりすると申し出て、戸田は頭を下げてお礼を言う。

特別室にて

マネージャーは、直江に大金を渡す。

明後日に宇佐美繭子の完成披露パーティーがあるから、許可をいただけないかとお願いする。

「今の状態ではとても無理です。許可するしないではありません。私は正直に無理だと言っているのです。」

と答える。

「ずいぶん偉そうじゃない?

私今度の映画初めての主演映画なの。どんなことがあっても行かなきゃいけないの?主役の私が行かないと何書かれるかわかったもんじゃないの?

それに男に刺されて入院してるなんてことが分かったら、もう何もかもおしまいなので、死んだも同然なのよ。」

「傷は腹膜まで達しています。無理してパーティーに行けば、命にかかわります。マスコミに殺される前に。本当に死んでしまうんですよ、失礼します。」

と直江は退室する。

泣き叫ぶ宇佐美に、直江は、鎮痛剤カットすることを倫子に伝える。

戸惑う倫子に、痛ければ行こうなんて考えないだろうと直江は話す。

直江からの誘い

「まだいたのか?」

「お疲れ様です。」

「今特別室見てきました。

だいぶ落ち着いてきたみたいで。(宇佐美繭子のこと)」

「そうか。」

「失礼します。」

「この後、時間あるのか?」

 

そう直江から誘われ倫子と直江は二人で食事に行く。

倫子の川の話や直江が大学時代ボート部だった話をする。

「あ、あの、私だって、いつも泣いてたわけじゃありません。

そりゃあ、先生から見れば、弱くて頼りなくて、石倉さんのことだって宇佐美さんのことだって、

まだまだちゃんとはできていませんけど」

「自信持てばいい。いい看護婦じゃないか」

「…ありがとうございます」

褒められた倫子は戸惑いながらも内心喜ぶ。

 

「私、東京に来てからずっと思ってたんです。川の真ん中で寝そべりたいって。

川にこう仰向けで浮いて空を見上げるあの感じのすっごく好きで。」

「ボートだったら

同じように感じることができるんじゃないか?」

「乗せてくれるんですか?」

「宇佐美迷子が、無事に退院したら。」

「約束ですよ。」

盗み聞ぎ

宇佐美繭子を特別扱いしていることや倫子に強く当たることに納得のいかない小橋は直江に抗議する。

実際、多くのナースコールなど倫子はとても疲れ切っている。

しかし、その会話内容を偶然戸田次郎が盗み聞ぎしてしまい、芸能記者に情報を売り、翌日から記者が病院内を嗅ぎまわるようになる。

パーティー当日

映画の出演者パーティー当日、宇佐美真由子が着替えて出ていこうとしていた。

驚いた倫子は、無理だと必死に抑えようとする。

しかし、宇佐美真由子は「あんたに私の何がわかるのよ!」と暴言を浴びせるが、痛みと直江が来て納まる。

河川敷

河川敷で倫子は石倉さんのこと、宇佐美真由子のことで抱えている不安を伝え泣き出す。

直江は黙って話を聞く。

倫子の携帯が鳴り、とろうとすると倫子は倒れてしまう。

電話相手は高木であり「宇佐美真由子が病院から抜け出した」という内容だった。

直江は倫子を抱きかかえる。

3話終わり。

4話 主治医のミス

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